株式会社犀の角 公式ブログ

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オリジナルレンジャーとケチのDNA

かつての父親のケチっぷりは凄い。私が保育園児の頃の話である。容易に人前でパンツ姿になることを強要される保育園児にとってどんなパンツを履いているかは一種のステータスだった。御多分に漏れず私も当時流行っていたレンジャーもののパンツを父におねだりした。すると父はまっさらなブリーフを買ってきて、なんとそこにマジックでオリジナルレンジャーを書き、これを履けと私に渡した。そのレンジャーは本物とは到底似つかわしくないが、力強いタッチは不思議な説得力があり、以来私は父の自筆レンジャーに包まれて寝起きすることになる。みんなと違うレンジャーを身にまとっていることが少し誇らしくもあった。これは微笑ましいエピソードの一つだが、とにかくDIY精神に溢れた父であった。金は極力使わずに自分でできることは自分でする。酒もタバコも遊びも、自分の為にはほとんど金を使わない。しかし教育や部活等の子供の活動には惜しみなくお金を使ってくれた。そのお陰で私たち三人の子供は大学までいくことができた。今では父のやってくれたことに心から感謝しているし、尊敬もしている。

 

今の私を形成しているのは間違いなく父親のDNAだ。節制できるのは自分の大きな強みだと思っている。不動産取引の手数料の高さに疑問を感じたのも、ケチのDNAがあったからである。これからの仕事は、父が自筆でレンジャーを描いてくれたことに通じるものがある。ただし、それは著作権を侵さないオリジナルのレンジャーでなければいけない。そしてもちろん使用者を納得させる画力も必要だ。それを描き上げるにはまだまだ勉強が必要であるが、必ず自分にしか描けないレンジャーを描いてやろうと思う。

 

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