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桃田賢斗の違法賭博はコート外ルールを明文化しないスポーツ界の責任

桃田選手のリオ出場見送り方針…協会10日決定- 記事詳細|Infoseekニュース

 

これで日本バドミントン界はリオ男子メダル最有力とされた選手を失いました。これはスポーツ界全体にとってもとても大きな損失です。なぜスポーツ選手の不祥事が立て続けに起きているのでしょうか。

一連の現役・元スポーツ選手の賭博問題や八百長問題や薬物問題からも分かるように、彼らに紳士協定のように非明文化されたルールの遵守を求めてスポーツマンたるもの紳士たれと言ったとしても、それは無理からぬことです。我々は健全な肉体には必ず健全な精神が宿ると信じがちですが、一連の事件はその考えが大きな間違いだということを証明しています。彼らが肉体以外の面で優れているということは求められていないし、実際に他の面が優れているとは全くもって言えないのが現実です。須らく彼らは競技を離れた社会生活において、私たちにとってはいたって常識的な行動の枠組みの中にすすんで収まろうとはしません。彼らは決められたルールに則って肉体を動かすことに長けた人々です。彼らの主戦場はコートの上であり、コート上のルールこそが絶対なのです。ですのでコート外のルールは軽視しがちになってしまうことも、許されざる事なのですが決して理解できなくはないのです。

一番の問題は、コート外ルールの判定が厳しくなっていることに彼らが気づいていないことです。報道でスポーツ選手のコンプライアンス問題が連日取り上げられており、社会の監視の目も厳しくなってきていることは一般の人にも伝わってきます。しかしそんな一般的な社会の流れを常識として彼らに押し付けても、通じるわけがありません。スポーツ界が彼らに明文化して「違法行為に加担したらいくら軽微でも選手活動を認めない」と徹底して教育しなければいけないことです。それは そこまで手とり足とりガキじゃないんだから ではなく、多少やんちゃなガキでも成績が優秀ならば成功する可能性を与え、そんなガキを教育する義務と責任の担い手が今のスポーツ選手には必要だからです。現代は、かつてのようにおおらかで何でも許されていた良き時代ではないのですから。

昨年末ドバイの大会で桃田選手が優勝した時に「夢を与えたいので賞金は派手に使います」とか言っていたのを見て、バドミントン界にもおもしろい選手が出てきたなと思い期待すると同時に危うさも感じました。多少やんちゃでも、彼のような有望選手の芽を潰すことにならないように、今後は協会が選手に見える形で競技を離れた部分でのルールを徹底していかなければなりません。

 

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