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【熊本地震】政治家の行動から伝わる台湾人の日本への想いの深さ

一人でも多くの命が助かってほしい。思いやりの心は隣国からも届いている。

台湾の市長ら支援表明「給与1か月分義援金に」 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

 

私は台湾という国が好きだ。温暖な気候も、太陽のように明るく優しい人も、エスニックだが日本人にとってどこか懐かしい味のする食べ物も、そしてこの国の歩んできた歴史も ーぜんぶひっくるめて私は、日本人として、台湾人と台湾国に親愛と友情の気持ちを抱いている。 

東日本大震災の時も一番多くの義援金を送ってくれたの国が台湾だ。そして彼らは今回の熊本地震に際しても、いち早く支援の声を上げてくれた。

私が何より驚いたのは、台湾の中心都市の市長らが、自らの給料を支援金として寄付するということだ。彼らは私人ではなく市長という立場で寄付を表明しているので、あえて感情的な思いを排除して言うなら、これは大きく二つの政治的な意味をもつだろう。

一つは、観光や貿易で日本と密接につながる台湾の一市長としての、日本への対外的なアピールだ。

そしてもう一つは、自治体の長として市民に向けた強いアピールにもなるということだ。

つまり台湾という国は、その国の政治家が身を削って日本を支援することで、市民の支持を得ることができるということだ。そして日本にとってそんな国は、世界でただ台湾だけではないだろうか。この一事を通して台湾人の日本に対する思いやりの心の深さをひしひしと感じた。

これを日本に置き換えてみれば、よりわかりやすい。海外のある国が地震や台風などの天災で大被害を被ったときに、日本の自治体のトップがその国のために自分の報酬をカットするという行動を取るだろうか?彼らが身を削ってまで、あるひとつの国を支援することは考えにくい。

世界の常識として、隣国同士は大抵仲が悪いというものがある。その常識はもちろん日本と周辺のいくつかの隣国の関係にもあてはまる。しかし、その常識に反して、いつも(特に災害で傷ついているときに)身に余るくらいの親愛の情を寄せてくれる台湾という隣国をもった日本は本当に幸運だと感じる。

日本も台湾に対して思いやりや親愛の気持ちを決して忘れてはいけないと、彼らの行動からいつも感じさせられる。

 

 

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